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ちくわの穴

ちくわの穴から見た世界

『フランクリン自伝』

読書

はじめに

僕は本は同時並行的に読むタイプです。
電車で読むもの、机に向かってじっくりと読むもの、授業で指定されて読むもの、一部分の情報のみを求めて読むもの、定期的に読み返すもの、寝る前に少し読むものなどを並行して読んでいます。

そしてその寝る前に読んでいた『フランクリン自伝』を読み終えたので少しばかり書評を、ということです。

フランクリン自伝 (岩波文庫)

フランクリン自伝 (岩波文庫)

読もうと思ったわけ

フランクリンとアメリカについて知るため

フランクリンって、アメリカの紙幣にも使われているほどのお人ですよね。
でも僕は例によってそんなフランクリンについても何も知らないわけです。

そしてアメリカについても僕は受験科目が日本史であったことも影響して殆ど知らないわけです。
これはまずいぞと、麦茶だと思いこんで飲んだときのコーラくらいまずいぞ、と。

そこでこの本でいくらか知ることが出来たら、ということです。

フランクリンの多才さに驚いたから

これはどこかで知っていたのですが、フランクリンって本当にいろんな事に手を出して成功してませんか??
岩波の表紙に書いてあるだけでも、科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、アメリカ資本主義の育ての親、と6刀流ですよ。
六刀流といえばワンピースに出てくるタコの魚人レベルですからね、人間超えてますよ。


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最近では一つのことを集中して究めるべき〜だなんてよく聞きますけど、それとは違うあり方をここから学べないかな、ということです。

内容

内容はやはり自伝ですから、フランクリンの子供時代から始まり、そこからの挑戦と成功、失敗が書かれていく、と言った感じですね。

失敗についてはそれほど書かれておらず、全体的に肯定的側面が多く書かれています。
フランクリン自らも「もしもお前の好きなようにしてよいと言われたならば、私は今までの生涯をそのまま繰り返すことに少しも異存はない。」とまで書いているほどです。

そのようにともすれば自画自賛的ともとれるようなポジティブ自伝でも鼻につかないのは、フランクリンの人柄ならではだと思います。
読んでいて、偉くて傲慢そうな印象は持たないんですね、大らかで優しい印象です。

有名な13徳

フランクリンとセットで語られることも多い13徳。
フランクリンはこれを一周に一つずつマスターしていこうとしたようです。

13徳自体も、その身につけ方も両方とも、今でも、そして多くの人に通用するような普遍性の高いものです。

節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙譲の13個です。
詳しく知りたい人は調べるか、ぜひ読んでみるかしてください。

おわりに

目的であったフランクリンについて知ること、アメリカについて知ることについては前者はかなり達成できますが、後者はやはり不足が多いですね。当然ですが。

フランクリンの多才さの理由としては、フランクリンが自分にできること、自分がすべきことを見抜くのが上手く、それを着実に確実に実行していったことが挙げられるのかな、と思います。

自伝をあまり読んでこなかったのですが他の人の自伝にもこれを機に手を出していこうかと思います。
ありがとうございました。